よる/
暗闇れもん
ベッドに寝転びながら真っ暗な天井を見上げる
次第に浮かび上がる伸ばした手のかたち
疲れた貴方をこの手で抱きしめたくなる
言葉だけが遠く離れたあなたに届く
言葉というものの良さを知りつつ
言葉というものの歯痒さを思う
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