無題(自分のために書く詩)/yuma
 
ためた涙のせいで光が星に変わるころ
あなたのために
誰かがきっとやさしい歌を歌うんでしょうか。
泣きじゃくる声は
その歌がきっと
すべてかき消してくれるから
あなたはただ
小さな天体の真中で
枯れるまで泣けばいいんですよ。

ためた涙のせいで
全ての時間は
あなたのために止まるんでしょうか。
あなたの涙など知らないそぶりで
それでも誰かが
あなたのためにやさしい歌を歌うから
あなたはただ
その小さなやさしさに
甘えてしまえばいいんですよ。

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