告発文書(廃棄済)/whipporwill
精神によ
る自己犠牲に感謝感激雨霰。
あまりに節操のない破綻の連続に少々食傷気味の今日
此の頃ではありますが、この先続く道程も大して代わ
り映えしないのだろうと高をくくってもいるわけです。
そろそろ覚悟を決めて次の段階へ進むことも考えます
が、生来の面倒臭がりの私には多少なりとも苦痛を強
いることにもなるわけで、結局いつもと変わらない明
日を待ち望んでしまいます。
こんな自分の無価値同然の生き様に気付かされたのは、
あの日に見た、ブラウン管が織り成す破線に浮かび上
がった綺麗な光の中に舞い踊る、偶像たちへの賞賛と
歓喜を見せ付けられた平日の真昼のことでございまし
た。
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