神だったのさ/ロカニクス
いっいっあがり
らてってたやま
ないていえいい
いるるたたたた
ののののののの
さささささささ
Kは宇宙をかき混ぜエネルギーを注ぎ込む
太陽線は体に悪いと人々はクレームを送る
事実だけど光熱を盗んで当たり前な顔をしている
一度滅んでからようやく生物はつかま苦楽を慈しみ始めた
Kはもう第一世界と共に消え逃げたN付近にOはS付近にAは戻らないことを知っている
どこを見渡しても彼らが磁石で無かったことを証明する術は無い
苦しくも楽しくもないから以前と違う「かみま」という名前も受け入れる
時が流れると呟きたくなる言へ葉はやはり熟語が尽きたからで
ワールズは手を繋ぎ砕け飛び散りそしてまた元へ還ろうとする
Kは神だったのさ
まだ世に界はあるけど
神だったことを呟き確かめたくなる
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