人だったよ/ロカニクス
みわこすをては
えらかはおいな
てういともたら
くんこけっんな
るだうたただい
よよよよよよよ
Aは昼飯後冷蔵庫からおいしい水を取り出し飲み込む
自転車で川原まで行こうとすると仰向けに倒れてた人がいたので
無事を確認すると冷却海路で暫し冷やしてあげた
「どんな熱でも安心ね」広告のとおりの効果なので川原も人も樹海となり復活した
AはYにはAIUEまでしか付き添えないと知っている
あの文字は非力な人々の夢だったのだ
空を見ると夢の形に雲が行進を続けている
言の葉を呟きたくなるのは熟語が尽きたとき
ストーリーは燃やされ焼かれ酸に化しそしてまた元へ還ろうとする
Aは人だったよ
まだここにいるのに
人だったことを呟き確かめたくなる
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