ビラ配り/
丑
日曜日の雨はとてもやさしいから
ベットの上で耳を澄まして
もう一度眠る
描いた夢も日々の苛立ちも
何処か遠くへ
「何をしに生まれてきたの?」
時々やってくる問いには
軽く手を振り
きっと、世界中の大多数は
そんなこと知らないし
僕も知らないんだと言い訳をして
雨の日は
もう一度、眠るんだ
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