東京国立近代美術館「モダン・パラダイス展」/青色銀河団
 
5つのテーマに分けられ、国や時代が違う作品が並べられて一緒に展示されていました。
これが斬新でとても良かったです。学芸員の意気込みが伝わってきました。
印象派以降の美術を何を課題にしてきたのかで(当然無理やりっぽいやり方ではありますが)おおまかに5つに捉えなおし、その視点から作品を展示しています。共通のテーマではあっても時代や国もそしておそらく市場価値も全然違う作品が一緒に並べて展示されるというのは、これはすごく斬新でした。美術は見るにあたって余分な固定観念は必要ないんですよ、芸術作品は時代も国も超越するのですよ、と問いかけている様な気がしました。実際作品にはいつも以上に親近感を感じました。
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