生成する葡萄状の意味?中原紀生「葡萄状連詩」を読む/ななひと
 
ってはあまりにもこぼれていく要素を孕んだ過剰とも言うべき言葉と意味が、この詩においては生成されていくのだ。我々自身の持つ意味体系が葡萄状に増殖する。それは統御されない不在の関係性として、我々の言語を不断に脅かすものとしてあらわれるのだ。

中原紀生「葡萄状連詩」 http://www.sanynet.ne.jp/〜norio-n/POETRY/BUDOU.html
ORION http://www.sanynet.ne.jp/〜norio-n/

戻る   Point(0)