ざらざらした心/
ajisai
荒涼とした砂漠が広がっている
空気も乾燥して
じわじわと砂から熱が上がってくる
喉がカラカラだ
なんでこんなに飢えているのだろう
いや何にこんなに飢えているのだろう
心にぽっかりと空いた穴に
砂嵐が通り抜けていく
心がざらざらだ
荒涼とした砂漠に一人
今日も日が暮れていく
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