君へとどける想い/atsuchan69
 
宙は君の内側に向かって閉じていて
 ときに淫らに・・・あからさまに君を挑発し、
 残酷と思えるほど全ての恥部を覗かせている

 つまり、夢が現実と繋がるのは
 距離と時間に縛られた /君と /僕を・・・・

 「信じさえすれば /たった今

 始まりの時、僕と君は虹の山の頂に立ち、
 つよく輝く火の石のならぶ神の庭を眺めていた
 あの日、世界を塞いだのは微かな怯えだった//

 歓びの天使たちが羽ばたくパトスの宙空に
 幾重にも/ 幾千もの夜の鎖を巻きつけ/
 大いなる淵を開き、漆黒の闇に呪いを与えると
 やがて/ ことばは、世界を閉ざす壁となった )))
 
 もう一度、やり直そう
 この全ての不自由さを/壊そう
 
   「君はただ/ 呟くだけでいい )))

  眼を瞑って *:
          // 「さぁ、早く

 「創めよう// 君のことばで
                     。
               ☆

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