「君はいつも美しかった」/Taka★Hajime
 
ら、

それだけで幸せな気がした

でも、君は別の人と行ってしまったね

けれど、彼女が幸せならよかったんだ

そう想っても不意にこぼれる涙は

僕の枕をぬらしてた。

どこを見ても君を思い出していた

君を想うだけで笑える僕がいたけれど

目が霞んでて、今は君が見えない

見えなくなっていくうちに

いつしか見なくしていた僕がいた

それから時間がどれほどながれただろうか。

多分覚える勇気もなかった

それでも、不意に君が視界に入ったとき

君はとてもきれいだった

不思議と目頭は熱くならなかった。

ただ、そこには綺麗な人がいた。

とてもやさしく、笑顔が素敵な人がいた

僕もただ、幸せになって欲しいと

願うだけになっていた。

それが、僕の初恋だったから。

ただ、幸せになってくれれば良い

笑顔は忘れず、そう。想ってた

さようなら、大好きだったひと。

そしてありがとう、

君のおかげですこしだけ、

大人になれた。
戻る   Point(0)