ひとりぼっちのサンディ/青色銀河団
 
ひとりぼっちのサンディ
夕焼けのまるのなかで
さんかくばかりかいていた


ひとりぼっちのサンディ
太陽の光に照らされて
世界が水晶よりも静かに
組み立てられていった


うたの呼びかけに
追憶は
何度でもよみがえり


いつも
誰かの口笛が
きこえていた



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