3.5次元/
BadCluster
青く深く沈む空に身を任せながら風をなぞっていた。
吸い込まれるのは透明で重く沈む染み渡る空気。
物理的身体はゆっくりと闇に腐蝕されながら段々と溶けてゆく。
そ し て、
朱く詰まったその中にいるぼくは。
濃厚な赤い精液にまみれ。
喉にまとわりつくそれを。
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