「恋する瞳」/Taka★Hajime
 
薄れ

それは生きる記述になって行った

僕の心には優しかった君だけが

なんだか今は、切なく

消えかかった電灯みたいに点滅してる

優しかった君は今何をしているのだろう

今も笑っているんだろうか

泣いているんだろうか

今はただ、それを考える事でしか

君を思えない

顔も薄れてきた君

きっとどこかで出会っても、判らないんだろうね

今も僕の心の中で、確かに生きている君

思い出という名の僕の記述

ちっぽけで薄っぺらい少年時代

けど、僕はいいんだ

それでも、君は確かにそこに居たのだから

そう、いいんだよ、

きっと君はどこかで笑っているだろうから
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