哀愁の何とかブリット/完食
 
長いレールから飛び降りた先は
レールだった
いくら曲がりくねり走ったとしても
私の足元からレールが消えることはなかった

独走の叶わぬ世界
突拍子もないことも既に果たされている世界

私たちの前に道はある
後ろにもある

どこにもある

ただ、
先人たちの後を追うだけ

これを笑わず、どうしろと言いますか
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