夢魔の細くながい舌 〜非公式編〜/Lucy.M.千鶴
エルム街の ルナ区に
流行り出しました
わたしは
この地の 平和の為
それに 挑む ことに あいなりました。
エルム街の ルナ区に住む 怪物は
まだ
詩人の たまご にも なっていない わたしに
「夢魔の細くながい舌」
と云う タイトルで
詩を書けと
迫るのです。
それは
毎夜、わたしの 夢の中に 出現し
ヘビのような 細くて ながい舌を ちらつかせながら
「かあけ〜え 書け〜」
と 迫って 来るのです。
わたしは 毎夜、 必死で逃げ
なんとか そのタイトルで
果敢にも 書き上げるのです
そして
そこで 目覚めます。
[次のページ]
戻る 編 削 Point(6)