文学史的演説/ダーザイン
る機会が増える。千部やそこら紙に刷って満足なのか? 一億二千万人のうち、千人にしか読んで貰える可能性が無いということだ。紙媒体には紙媒体に有利な利点、視認性の良さ、それから何より本を手にしたときの重み、というものがある。本は出されるべきだ。だが、ネットに出てくれば小さくなってしまったマーケットの外のワイヤードという広大な海の中に遍在できるのだ。文学極道にも紙媒体をメインに活動をしている人や、両刀使いが少なからずいるが、まだまだ、紙媒体詩人が多数出てきているとは言いがたい状況だ。文学極道は発表済み・未発表を問わないので、過去作でも良いのです。ただ、ホームページを作っただけで新しい読者と簡単に繋がれる
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