「君の居たはずの席」/Taka★Hajime
「君の居たはずの席」
出会えたときが始まりだった
僕は何食わぬ顔して
当然のように君に話しかけていた
出会って少ししても
僕は君の名前も覚えて無かったけれど
ただ、キレイだと言う事は覚えてた
いつからだろう
こんな気持ちを知ったのは
どうしてだろう
こんなに胸が苦しいのは
知らないうちに惹かれてた
気が付けば君の前に向かう僕が居た
そして、当然のように毎日話しに行っていた
君の居たはずの席
今は違う人が座っているよ
おかしいよね
君じゃないと話しに行かないなんて・・・。
今は君の座る事の無い席
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