野郎どもの夏/atsuchan69
 


「だいじょーぶだって ((((ほら、あの橋の下

さかり猫のような ふたり
幾度もキスをくりかえし
次々と打ち上げられる、石火の光

 ドドーン! パンパパーン!

――大輪の花が咲き、瞬時に散る
つかの間に露にされる 互いのカラダが
二度と忘れられないほど 愛おしい

帰り道、土手沿いを歩きながら
「なんかアンタのが零れてきちゃったヮ
お姉ちゃんが そう言えば、、
「あー、それは右? それとも左?
と、尋ねかえす俺



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