永久の願い/
 
いのに

                     
    乾いた大地に降り立って

      涙が溢れて  脚が浸かり 
 
                    おぼれるまで
 
          泣いても

                 許しは得られないのに

 まだボク達は
            泣いて手を伸ばしてしまう


        

 抱きしめて 涙を拭われて
                  たった一言の 言葉を望んでしまう  

         
        



         それは永久にくることのない望み
               それでも
 
               ボク達は


 檻の中
        
      もがきながら
 
               手を
         


           伸ばさずにはいられない







     
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