病院/atsuchan69
 
理場みたいな所に
僕は棄てられていた
 使用済みの注射針がチクチク
カラダのあちこちに突き刺さっていた。
 朝飯を摂ろうと思い、
笑いながら建物に戻ると
 廊下で立ったまま
牛乳をのんでいる爺さんがいた
 「爺さん、朝から元気そうですね
 「いやナニ、明日あたり死んでしまう予定ですじゃ
 「そうですか、あははは

地下の大食堂へ行くと、
食券売り場でビールとサンドイッチを購入し
窓際の空いている席に就いて
 「よう、姉ちゃん。まずビール先に持ってきてくれ
とウエイトレスに頼む。
 「かしこまりました
正面の壁に掛けられたフラットパネルモニターに
派手な衣装を着
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