白夜/
霜天
うから
よく分からない、ということを
よく分からないだけ口にして
僕らはどのようにして、というようなことを
常に曖昧な部分ばかりを気にするために
ただ少し、西によって歩き続けた
街灯の明かり
街灯の明かり
星は少し、見えにくい
追われるように
夜の隙間に
明るい夜に
歩き続けるという、どこかのために
またいつも通りにただいま、と言う
ただそれだけが待ち遠しくて
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