いつの日か/山崎 風雅
 

 毎日流されながら
 何かにこだわりながら
 狭くなった世界に地に這いずりながら
 生きることを諦めずに
 遠い地平線の向こうを眺めながら
 限りある心臓の鼓動とともに歩いてる

 出会いは神様からの贈り物
 目まぐるしく移ろいかわる風景を季節を
 ここで深呼吸 背伸び
 小さくなってしまった魂を抱えて
 今日も街に出向く

 目に映る光景は心の反映
 自らの弱さに歯がゆさを感じて
 一人歩く街路樹のある道

 ときどき僕は明日に怯えて眠れない
 ときどき僕はこんなに弱いから
 刺激の多い街のなかで迷子になる

 未来は作るもの
 待ってても何も訪れない

 夢は色褪せて
 タンスの奥に隠れてる

 本当に本当に本当に
 豊かな心を育んで
 この美しい世界を描写できる
 詩をいつの日か作りたい
 幸せを見つけだしたい



 
 
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