ぽえむ君−変動−/ぽえむ君
 
ぼくは詩人

時は動き
明日へ未来へ
つねに今は変わる

今日もまた

夜の散歩をしていると
時の動きに出会いました

ようやく雨が上がった夜
湿り気を多く含んだ空気が
肌寒い風となり
真夏という季節を忘れさせる

ようやく静かさが戻った夜
乾ききらない道路の水が
重苦しい色となり
短夜という時節を忘れさせる

雲は少しずつ流れ
星が姿を現し
夏らしさを垣間見せる

時は動き
明日へ未来へ
つねに今は変わる

ようやく雨が上がった夜
明日の朝は晴れを信じて

気持ちに言葉はいらない

明日もまた

言葉のない詩を作りたい
戻る   Point(4)