きみがすき/
ことは
君の目線で私を見たい
一体、『私』は君の瞳にどう映っていたの
朝のおはよう
冗談に笑う声
細めた目元
私にはそれが
特別だと思っていたのに
西日とも言えない真夏の太陽が
私を一気に焦がした
それはまるで
太陽に近づきすぎたイカロスのように
私を殺すには十分だった
君の笑顔が眩しいよ
眩しすぎてもう
直視できない
それでも思う
きみがすき
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