都会から抜けだして/山崎 風雅
 

 潮風を車の車窓沿いに感じて
 豊かな緑 
 蒼い海
 自由が背伸びしてる

 海パンで砂浜をあるいて
 足跡を残して
 広がる海
 真珠色の空

 胸に潮風を吸い込んで
 ビーチの宴を楽しもう

 人は自然の息吹にまみれて
 心を大きく膨らませて
 浴びる太陽
 胸踊る

 水平線まで遠くを見つめる
 眩しい光りの楽園で飲むアイスコーヒー

 凝り固まった心のわだかまりが溶けていく

 ああ 夏よ
 生命力溢れる 夏よ

 身体が軽く
 今にも羽ばたけそう

 君をわすれない
 思い出の夏がこの胸にいっぱいになある

 自然の恵みよ
 この全身に夏の息吹を
 降り注げ

 インプットされた
 夏の思い出

 都会から抜け出して
 輝く季節に
 浜風に髪をなびかせる



 
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