水平線/
信天翁
海手のマリンパークは まぶしく映え
満天の星座とも融合する
ジュピターの空につつまれています
にもかかわらず
いまや 赤い季節の満ち潮には乗れず
わたしは溺れかけています
あゝ 血の意志の後ろめたさょ
気づいた「時」と
眠った「空」との 結び目はほどけて
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