ぽえむ君−銀夜−/ぽえむ君
 
ぼくは詩人

壮大な響きを求め
研ぐものは微弱な変化

今日もまた

夜の散歩をしていると
銀の夜の詩に出会いました

静かなる夜に佇み
星々が輝きわたる
音もなく風はそよめき
時はただ自然に過ぎる

おぼろなる影が揺れつつ
ひたすらと歩き続ける
音を立て草はざわめき
闇はただ自然に過ぎる

愛しむ光の中で
永久(とわ)を知り真理を悟る
大空は光静かに
わが夢は銀河を進む

いとおしむ光の中で
夢を馳せ未来を紡ぐ
天海は波穏やかに
わが夢は大海を行く

気持ちに言葉はいらない

明日もまた

言葉のない詩を作りたい
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