君の横顔を眺めながら思っていた事/朽木 裕
私がもし此の世から居なくなったら
君はどうするんだろう
どれくらい泣いて
どれくらい取り乱して
どれくらい…
どれくらい死にたくなるんだろう
怖い
私のせいで君がそんな辛い想いをするなんて
想像できないよ 怖い
それに君の隣りに私が居ない、なんて 嫌だ
私が此の世に居る意味の半分以上は
もう分かった気がしている
「一生かけて君を幸せにすること」
私以外の誰が君を幸せに出来るの?って思ったんだ
出来るわけがない、なんて自惚れてみる
(君の傍に居させてください)
心から想う
今だけじゃなくてずっと、
ずっとだよ
君の幸せが私の隣で育つといいな、なんて
車を運転する大好きな君を眺めながら思ってたんだ。
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