ぽえむ君−新風−/ぽえむ君
ぼくは詩を書きたい
風を感じることができるのなら
全てを感じることもできる
今日もまた
朝の散歩をしていると
新しい風に出会いました
新しい風は
草の匂い
その緑は命を感じさせる
新しい風は
小鳥の鳴き声
その声は生を鼓舞する
新しい風は
朝陽の光
その明るさは希望を与える
新しい風は
水のしぶき
その動きは躍動を示す
新しい風は
花の香り
その匂いは美を彩る
新しい風は
白雲の流れ
その空は夢を抱かせる
新しい風は
人との出会い
その温もりは心を和ませる
明日もまた
語るための詩ではなく
黙らせるための詩を作りたい
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