認めてほしい/山崎 風雅
深夜
いずれは真実は降り注ぐ
安らかな眠りを約束しておくれ
太陽が昇る頃には
喧騒のミックスジュースのように
群集に飲みこまれ
それは苦痛でもあるが
安らぎでもある
願いは叶えられる?
静か過ぎる夜には
夢を見ることを許される
熱い想い
歳とともに色褪せる
眠たくない
心がコロコロ転げるから
無能な僕は
世間のお荷物
せめて
愛する人から慰めてもらいたい
生きる道を探しさ迷う道程
いつか見つけようと思う
鎧の身体を携えて
自由
希望
祝福されて
認められたい
戻る 編 削 Point(4)