認めてほしい/山崎 風雅
 
深夜

 いずれは真実は降り注ぐ
 安らかな眠りを約束しておくれ

 太陽が昇る頃には
 喧騒のミックスジュースのように
 群集に飲みこまれ
 それは苦痛でもあるが
 安らぎでもある

 願いは叶えられる?
 静か過ぎる夜には
 夢を見ることを許される

 熱い想い
 歳とともに色褪せる

 眠たくない
 心がコロコロ転げるから

 無能な僕は
 世間のお荷物

 せめて
 愛する人から慰めてもらいたい

 生きる道を探しさ迷う道程
 いつか見つけようと思う

 鎧の身体を携えて
 自由 
 希望
 祝福されて
 認められたい

 
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