ぽえむ君−遠空−/ぽえむ君
ぼくは詩人
いつもの空はいつものように
同じ空ではない
今日もまた
夜の散歩をしていると
遠い夜空に出会いました
ずっと続くその夜空は
果てしなく続くようで
どこかで明日の朝につながっている
この場この時に立つぼくは
この場この時に立ち続けるようで
どこかで明日の朝につながっている
ぼくには夢があるから
この夜を迎え安らぐ人たちも
じっとしているようで
どこかで明日の朝につながっている
人は夢があるのだから
遠い夜空は
どこかで明日の朝につながっている
気持ちに言葉はいらない
明日もまた
言葉のない詩を作りたい
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