アフタースクールグラウンド/こめ
誰もいない放課後の学校で
光り輝く廊下の先の
太陽が差し込む窓から
僕は身を乗り出して
野球部の練習風景を
ぼんやり見てるだけ
汗水流してただボールに
向かっていくだけだった
一体そんな大変な労働行動そして
いったい何の為になるんだい?
ただ疲れるだけじゃないか
そう思ったけど心の底は
努力一心に頑張る君たちをみて
僕はなんかやきもち嫉妬
うらやましいんだなと思っていた
ボールを追う君たちの向かう先には
希望と言うなの
ボールが転がっているよ
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