代わり/
AKiHiCo
虚空に指で線を引く
これ以上傷付かないように
先へ行けば傷口が疼くだけだから
進めないようにと
自分で限界を決めて
もう誰も信用はしない
傷口を自ら広げるような
そんな事に疲れたんだ
消えてゆく楽しかった日々
そう思っているのは僕だけで
操り人形だった
独り善がりの僕は独り
あの頃を思い出せば
涙が頬を伝い嗚咽が漏れる
僕じゃなくてもよかったんだよね
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