幸せを手にとって/プル式
 
幸せを手にとって
にへらにへらと眺めるような
そんな詩(うた)が描きたい。

弟の様に優しい言葉で
切ない恋の詩をそっと
花束でも添えるように。

もう少し覗いて見ようよ
楽しそうだから。
ゆっくり回って振り向いたなら
そこに君が見えますように。

僕の言葉は
なんだか上手く
伝わらないらしい。
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