妖精/ヨルノテガム
 


あいさつと
自己紹介と
出身地なんかの
興味を忘れて

羽の生えた女の実在を聞いていると
「怖いの」と ひと言漏らして

後は互いに
陽気に楽しく なんだかとても
朗らかに 笑って過ごした








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