ラ・トゥール/atsuchan69
ガガ、見せかけの 肌の色艶と 香水の匂い
厚く ファンデーションに覆われたナチュラルな
欲望、その滾り 溶けだす笑みに
「かわりばえのしない ことばネ、お口が好きみたい
白いブラの縁取りに 溢れるほどの乳房
びんびんダ、俺のラ・トゥール
唇がエロイ、その舌が 舌先が、凝った技巧の旋律を奏でる。
るるる、ナルシスト。かも知れない
僕は孤独を 噛みしめ、
発射する ミサイル
目標は、荒れ野 山犬、死人の棲家。
あるいは、パリ 東京 ニューヨーク
もしくは、ロンドン モスクワ ローマ ベルリン。
ナイトアンドデイ、昼も夜も繰りひろげられる ファック
果てしなく 続く交尾の さなか
獣だ、雄たけびをあげ 狂うラ・トゥール
降り注ぐ 血の雨 屠殺された弱者の 声なき声、
バフォアー ブロロン・・・・
ダダダ、大いなる地上の憎むべきものたちの母、
緋色の淫婦であるキミが 今、とてもエロイ。
戻る 編 削 Point(3)