Poembar一行詩集/
吉岡孝次
匠の技なれば、陰画の陰画も陰画。
「小誌」化社会
逡巡はいつもちょっとだけ長すぎる
動物占いだと「ニンゲン」
まるで「『白装束集団』を想う会」
菊川怜が面会したいテロリストは誰?
草の上、膝は崩れて
言語も割り箸も只だと思っている
そんなに悲しいなら盗んでゆけばいい
モールス信号で聴く『点と線』
俺はポスト俺
吉岡美穂の親戚じゃねえのかよ!
夜は語られてきた
この、疫病好きが。
[
次のページ
]
戻る
編
削
Point
(1)