アーカイヴド・私/umineko
のこと。
それでも。いつかだれかが、ふと。膨大な検索の片隅に流れた、私のことばを知るかもしれない。もうそれでいいんじゃないか。ゼロ年代を象徴するような、壮大な流れの中に私はあるのかもしれないし、全然、違うかもしれない。どうでもいいわけじゃない。私は、もがく。私は、たたかう。絶望もあきらめもしない。信じるなんて、なおさら。
私の胸のアーカイブに、いくつかのフレーズがある。冒頭の、佐々木好だって、そう。
あなたの湖の。そばで揺れる一枚の木の葉になりたい。
そんな風に思うだけ。
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