さよなら、/蓮見
 
吐息を重ねて
さよならを唱える
ぼくはもう
きみを忘れる

繋がっていた手も
いつのまにか離れて
それでも
気づかないふりをして
子どもの頃のきみを
手放せなかった
変わる自分を
認めたくなかった

本当はもう
とうの昔に
変わっていた未来なんだね


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