新訳万葉集/クリ
ええとですね、子供の頃学校で習ったものの中で、どうしてだか忘れないのがいくつかあって、そのひとつが、
春すぎて 夏来にけらし 白妙の 衣干すてふ 天の香久山
なんですけど、これ、検索すると意外と少なかった。そして、違うバージョンのほうがたくさんあった。
春過ぎて 夏来たるらし 白妙の 衣干したり 天の香具山
記憶してるのと違うわけです。これは持統天皇(じとうてんのう)の作とされるものなんですが、今度初めて知った、僕の記憶のは百人一首バージョン。
二つ目のは、万葉集、つまりこっちが正統らしい。どないなってるんやとちょっと調べた。
春過而
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