私は、/
腰抜け若鶏
私は悲しい。
自分より世の中を知らない連中が、
傍若無人に振舞っていることが。
私は虚しい。
限られた世界の中だけで、
我が物顔で歩いている自分が。
私は恥ずかしい。
この世界のすべてまでは、
未だ知れない自分が。
いつか、必ず。
私は・・・
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