肩にかかる重み 希望に変えて/山崎 風雅
 

 生きる力が湧き立った

 この世に無情を見つけ出し
 嵐のような毎日に
 わずかに訪れる輝きを
 大切にしたいと思う

 四季のなかで移ろいゆく
 季節の洗礼をうけ
 わずかな光明を
 つぶれるほど抱きしめて

 明日には明日の風のなかを
 翻えよう

 人生
 人生

 その重みを肩に背負い
 ひためきに生きて行こうと思う

 湧き立つ情熱を忘れたくないものだ







戻る   Point(5)