I'm the only one./Kj
ずぶりと右足が沈み込んでいく
足もとには静けさがたまっている
どこまできたのだろう
どこへ行きたいのだろう
さっきつけたテレビは光り輝いて
冷たくなった僕を映してる
何もかも消えればいい
何もかも全て
美しい光 雲の隙間から
ビルの隙間に堕ちていく
痛みが背中を駆け巡る
僕に触らないで
この世界が狂っていることは分かる
この世界が回っていることも分かる
大丈夫 僕はまともだから
彼らは他人の足を切った
その足でステップを踏んだ
昨日子供の首を締めた生温かい手で
僕に握手を求めた
死んだ猫は美しい
この世界が狂っていることは分かる
この世界が回っていることも分かる
大丈夫 僕はまともだから
僕に触らないで
僕に触らないで
僕に触らないで
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