ぽえむ君−花宴−/ぽえむ君
 
ぼくは詩を書きたい

人はそれぞれの美しさをもって
花を咲かせる

今日もまた

朝の散歩をしていると
花々に出会いました

夏の強い朝陽に照らされ
太陽に向かって
花びらを大きく広げ

少し湿り気のある風になびき
朝に向かって
あいさつをする

それぞれの体を
それぞれの美しさで

それぞれの美しさは
人の心にそれぞれの美しさで
心に潤いを与える

自然の花は
心の花に
それぞれの美しさは
それぞれの美しさに

自然の花の宴は
心の花の宴に
それぞれの華やかさは
それぞれの華やかさに

その道は果てしなく続く

明日もまた

語るための詩ではなく
黙らせるための詩を作りたい
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