疲労/山崎 風雅
 
の時代を
 反映する

 ぽつりと一人
 期待するから 
 傷ついてしまう

 迷路のような人生に
 天候に左右される人生に
 自分の意識を変える

 明日を信じて
 胸に残る傷を癒して
 
 長く続く人生の
 喜怒哀楽
 疲れた精神
 
 今ぼくには
 希望の詩はかけない
 
 地球に一人で住みたい
 どれだけ気楽だろう

 暗闇を照らして
 もうこれ以上
 傷つきたくない

 今の心は
 ずたずただ

 苦しみを乗り越えて
 生きていることに
 感謝できれば
 いいんじゃない

 胸に残る
 罵声
 離れられない

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