ぽえむ君−夏風−/ぽえむ君
 
ぼくは詩を書きたい

自然がもたらす恵は
人にとって心の糧

今日もまた

朝の散歩をしていると
夏に出会いました

川に沿って続く草花の帯

その中で風が遊びまわる
草を生き生きとさせる
朝露を転がしながら

遊び場は広がり
川をキラキラさせる
水面を滑りながら

子供たちもその声に気づき
草に手を触れ
花を見つめ
川に足を入れる

子供たちと遊び
大地と遊び

海へ
山へ
大空へ

すべてが友だち

明日もまた

語るための詩ではなく
黙らせるための詩を作りたい
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