ディオニソスの宴 ★/atsuchan69
 
り、
まるで 疲れることを知らぬ 幼子のように。

雲は水に 滲む インクの文字さながら、
蒼く ため息を 漏らして たなびく空に
ただ一度 あはあ。と、あえぎ 声を のこした。
やがて 詩人たちの参列 つづく大群衆 おびただしい 歌と踊り、
昼も 夜もなく 繰りひろげられる 性愛の乱。

武器をもたぬ Revolution カオスの氾濫は、ついに堰を切り、
もはや 諸国の王たちは 逃げだすほかに 術はなかった。
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