休日/山崎 風雅
 
 悪夢に襲われ呆然といる僕
 外ははなまるの晴天

 しめった心を日向干しようと
 公園まで足を引きずりながら
 出かけた

 サラサラ髪の坊やは 
 季節に波乗りサーフィン

 短い手足はせわしなく動き
 小さな瞳は輝く欠片を見逃さない

 この子らには空がひらけてるんだろうな
 
 ひばりが舞いあがった



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