自由を夢見て/山崎 風雅
 
 明日に続く詩を残したい
  風来坊の見る景色を飾り立て
 絶え間無く約束をするように
  心乏しい日々に明かりを
 明日の朝に灯したくて
  許されるまで心模様を綴りたい


 火の子がかかる煩わしさを
  跳ね除けるのが精一杯の今日このごろ
 確かな導きを誰か案内してくれないか


 背伸びしてる心のドアをノックしてくれ
  知り合いは多いけど
 果たして僕が死んじゃったら
  泣いてくれる人がいるんだろうか

 天気予報では明日は晴れ
  眩しさのなかで心の霧も消えればいいのに

 朝の日が登るまでの数時間
  肩にのしかかった
 この世のしがらみ

 
 また口で失敗してしまった
  後悔先にたたず

襲いかかるアクシデントのパトライト
僕のうちにある無知の突発事故

 寛容な神様はこんな僕でも
  赦してくれるのだろうか


 分からないものだらけだ



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